昭和・平成を駆け抜けた大人たちへ。ニュース、エンタメ、暮らしの知恵 —— 今日のトレンドを、あなたの言葉で。

ミャクミャクとは何者?中高年が知るべき万博公式キャラの正体

時事・社会
この記事は約4分で読めます。
別冊どーじま。まぐまぐ無料メルマガ

2025年の大阪・関西万博で一躍スターになった公式キャラクター「ミャクミャク」。
ニュースで何度も見たけど、正体をちゃんと知らないまま万博が終わっていた──そんな人、意外と多いんじゃないだろうか。

 

ミャクミャクの正体──「細胞」と「水」が合体した異形キャラの設計図

赤い部分が「細胞」、青い部分が「水」。この2つの生命要素を合体させたのがミャクミャクの正体だ。
目が6つあるという、およそ万博マスコットらしからぬ攻めたデザインには、ちゃんと理由がある。

 

デザインの元ネタは「細胞」と「水」

 

ミャクミャクは2022年3月、全国から届いた1898点の応募作品の中から選ばれた。

 

大阪・関西万博公式サイトによると、赤い部分は「細胞」を、青い部分は変幻自在な「水」をイメージしている。
生命の根源を2つ掛け合わせたキャラクターというわけだ。

 

名前の由来もなかなか壮大で、「脈々と受け継がれてきた人間のDNAや知恵や技術、歴史や文化を未来に受け継ぐ」という意味が込められている。
愛称は2022年7月18日に正式決定された。

 

目が6つある理由と山下浩平という男

 

デザインしたのは、デザイナー・絵本作家の山下浩平氏

 

正面に5つ、しっぽに1つ、合計6つの眼球を持つという、かなり攻めた造形だ。
「いのちの輝き」を表現するために、単なるかわいさではなく、生命体としての異質さをあえて前面に出したとされている。

 

この「見た目のインパクト」が、後の大ブレイクの伏線になっていたのだから面白い。

 

「関西元気文化圏賞」受賞──公式お墨付きの異形

 

2023年1月には、山下氏とミャクミャクが「関西元気文化圏賞」特別賞を受賞している。

 

キャラクターとして文化的な評価を受けたわけで、単なるゆるキャラとは格が違う。
万博開幕前から「公式が認めた異形」としてじわじわ知名度を上げていった。

 

50代女性管理職が懇親会の余興で“ミャクミャク”に仮装し部下にセクハラ 県が訓戒処分を発表《新潟》(2026年4月1日掲載)|TeNY NEWS NNN図解1

 

「キモい」から「カワイイ」へ──SNS450万投稿が証明する逆転人気

発表直後は「怖い」「気持ち悪い」の大合唱だったミャクミャク。
ところが開幕後、手のひら返しが起きた。SNSの数字がその逆転劇をはっきり証明している。

 

発表直後の「怖い」「気持ち悪い」大合唱

 

2022年にデザインが公開された直後、ネット上では「怖い」「気持ち悪い」というネガティブな声が相次いだ。

 

nippon.comの記事でも触れられているが、6つの目玉に赤い細胞模様という見た目は、万博キャラとしてはあまりにも異質だった。
「子どもが泣く」「夢に出そう」なんて声も珍しくなかった。

 

開幕後に起きた「キモカワ」大逆転

 

ところが2025年4月13日の万博開幕を境に、空気が一変する。

 

実際に会場でミャクミャクに会った来場者たちが、あの異形をむしろ愛おしいと感じ始めたのだ。
「キモカワ」という絶妙な立ち位置を確立し、SNSではファンアートや仮装写真が急増した。

 

184日間の会期で総来場者数は約2902万人
日本経済新聞によると一般来場者だけで2557万人に達した。
これだけの人がミャクミャクと「対面」したわけだから、好感度が上がるのも当然かもしれない。

 

SNS流行語大賞2025──450万投稿の破壊力

 

その人気を象徴するのが、Web担当者Forumが報じた「SNS流行語大賞2025」の大賞受賞だ。

 

累計450万回以上つぶやかれ、閉幕直後の10月には約109.7万件もの投稿が集中した。
「怖い」と言われていたキャラクターが、日本で最もSNSで語られた存在になったのだから、痛快な逆転劇としか言いようがない。

 

50代女性管理職が懇親会の余興で“ミャクミャク”に仮装し部下にセクハラ 県が訓戒処分を発表《新潟》(2026年4月1日掲載)|TeNY NEWS NNN図解2

 

グッズ800億円・仮装ブーム──ミャクミャク経済圏のすべて

ミャクミャク人気は「かわいい」だけでは終わらなかった。
グッズ売上800億円、仮装グッズの大流行と、ひとつの経済圏を生み出してしまった。

 

公式グッズ6800種類という狂気

 

日経クロストレンドの報道によれば、公式ライセンス商品はなんと約6800種類にのぼった。

 

ぬいぐるみ、文房具、お菓子、Tシャツ……ありとあらゆるカテゴリに「ミャクミャク」が乗っかった。
2025年8月末時点でグッズ総売上は約800億円に到達。
ひとつのキャラクターが半年足らずで叩き出した数字としては、ちょっと異次元だ。

 

カチューシャから青タイツまで──仮装グッズの沼

 

特に目立ったのが仮装・コスプレグッズの盛り上がりだ。

 

カチューシャ、なりきりクッション、お面、そして全身青タイツまで。
万博会場では「ミャクミャク仮装」で来場する人が続出し、SNSにもコスプレ写真が大量にアップされた。

 

チケット販売数は約2207万枚。仮装グッズの購入率は公表されていないが、会場内グッズショップは連日行列だったという報告が多い。

 

来場者2902万人・運営黒字──万博そのものの数字もすごかった

 

万博全体の成績も悪くなかった。
万博公式発表によれば、運営収支は230億〜280億円の黒字見込み。

 

開幕前は「赤字になるんじゃないか」という悲観論も多かっただけに、この数字は意外に感じる人もいるだろう。
ミャクミャクの集客力とグッズ売上が、万博の収益を支えた一因であることは間違いなさそうだ。

 

50代女性管理職が懇親会の余興で“ミャクミャク”に仮装し部下にセクハラ 県が訓戒処分を発表《新潟》(2026年4月1日掲載)|TeNY NEWS NNN図解3

別冊どーじま。まぐまぐ無料メルマガ
時事・社会
シェアする

コメント

タイトルとURLをコピーしました